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マカオで世界遺産めぐり 香港マカオ旅行3日目

マカオについてから約4時間で世界遺産や観光地をばばばっと回りました。
効率よく回れるのは、ツアー旅行ならでは!

マカオは世界遺産の宝庫

マカオには全部で30箇所の世界遺産があります。
一方国土面積は、東京世田谷区の約半分。
つまり、世界遺産が超密集しているのです!!
世界遺産めぐりをするには、もってこいの場所です。

この世界遺産の看板が、至る所で見られます。


聖ポール天主堂

1602年から1640年に建設された、聖母教会跡。 厚み3mの壁しか残っていません。

この壁を見ていくと、いろいろなことが読み解けます。

上から、IHSというロゴ。
キリスト教のイエズス会が建てたことを意味します。
その証拠に、右側から2人目 ザビエルがいます。
日本の教科書と違って髪がフサフサ(笑)、日本よりマカオに早く来たことがわかります。

下から3段目には、聖母マリア。
キリストの幼年期の姿は珍しいそうです。
両端の鳩は、万物の生命。

そして、世界遺産を決定づけたポイントは、アジアと西洋を結びつける左右の狛犬。
教会と言う西洋の建物に、アジアの狛犬がいると言う融合がとっっても珍しい!のだそうです。
聖母と漢字が彫られているのも、それに該当します。

ガイコツの右にある十字のうずまきは、戦国大名島津藩の家紋だそうです(!)
島津藩とは、今の長崎県のこと。
南蛮貿易でマカオと島津藩が交流があったのだそう。

天主堂の壁にキリスト教情報や当時の時代背景をこんなに盛り込めるんですね!
たかが壁、されど壁。教科書の1ページようでした。

旧城壁とナーチャ廟

協会の向かって左手側に、ポルトガル人とマカオ人の壁があります。これが、旧城壁。


教会側がポルトガル領、向こうがマカオ領。
当時のポルトガルは無敵艦隊と異名がついたほどイケイケどんどんで裕福。一方マカオは貧しかったのだそう。
それでマカオがポルトガルにゴマをするために、ポルトガル側にお寺を立てさせてくださいと懇願し建立したのが、ナーチャ廟。

ナーチャとは暴れん坊の男の子の名前で、孫悟空にも出てきます。武芸の達人で、疫病退治の神様なのだそう。

教会とお寺が隣接!

注目すべきは、教会側のポルトガルにお寺が建っていること。
寺と教会という二つの宗教にちなむ建物が隣接しているのは、とっっっても珍しいのです!


マカオ半島最大のカジノ

ここから、マカオ半島最大のカジノも見えます。隣には中国銀行も。
お金を引き出してカジノで使ってね!ってこと?笑


イエズス会記念広場

大聖堂から見下ろすと下に広がるのが、イエズス会記念広場。
細い道の両側には、所狭しとお土産屋さんや飲食店がズラ〜り。


マカオ限定ご当地スヌーピーグッズ店

スヌーピーデザイン入りのマカオのお菓子や文房具が売られていました。
見ているだけで可愛かった!


マカオお土産のお菓子が試食できる(^^)

このお店、マカオ中どこででも見かけました。
試食できるのが有難い!
マカオのお菓子をちょっと味見、ができました(^^)
ちょっと変わった味もあり、楽しめました♪
普通の味のは普通に美味しかったです。
ただ個包装ものが少ないのが残念でした…。


散策でお腹を満たし、次の観光名所へ!
このツアー、お昼ご飯がついてなかった理由がわかった気がしました。試食でお腹いっぱい。笑