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読書レビュー 「すぐやる人」のノート術

手書き日記やノート、メモブームな世の中。
私もたまたまですが、世の中の流れに乗っています。
ブームが起きると参考文献がたくさん出てくるので、ラッキー!!と言わんばかりに、この本を手に取りました。

「すぐやる人」のノート術


以前、こちらのイベントに参加したものの、内容が私には高度すぎて活用できておらず(^^;;
仕切り直しで本を読み直しました!

特集NewsPicks Now showroom前田裕二のノート術にせまる


すぐやる人のノート術

すぐやる人のノート術は、シンプルで誰でもすぐに実行可能なものばかりでした。
この記事では特に使えそうなノート術をピックアップして御紹介します!

リフレクションノート

「実際に行動して、振り返り、改善点を書き出し、次の計画をたてる」ノートです。

ノートを縦4マスに区切り、上から、PDCAサイクルのD→C→A→Pと書いていくのが、リフレクションノートです。


D: やったこと、起きたこと
なるべく具体的に書くのがポイント。
所用時間などの数値も記載しましょう。

C: 気づき
やっている時の気づきを、とにかく忘れる前に書きましょう。
この欄を埋めようとすると、自然と気づきの感度が上がります!

A: 改善策
〜かもしれない、を思いつく限り書き出します。

P: 計画
次はどうするか・何をすべきかを書きます。
そして、このPをタスクに落とし込み、Dとするわけです。


やって終わり、になりがちな日々の仕事や作業。
このように4マスにテンプレート化しておけば、必ずできるからいいですよね!思考の習慣にもなりそうです(^^)

月初めのノート術: SMARTに目標を書く

月初には目標を書きましょう!とよく言われるけれど、忘れがちですよね…
そして、何となく目標を書くはいいものの、特に思い出しもせず過ぎ去っていきがち…

そんな時は、SMARTに目標を立てましょう!

SMARTとはよく言われている、各ポイントの頭文字です。

+ S 具体的に

  1. M 数値で→達成度合いが評価しやすい
  2. A 納得できるか
  3. R 現実的か
  4. T 期限が正確か

自分に納得感があるから日々意識しやすく、
達成できそうだから頑張れて、
数値目標があるから進捗度合いを把握できる。
という目標設定の方法です。

毎月やっていたら、普段の仕事や生活でもSMARTに目標設定できるようになりそうです(^^)

打ち合わせでのノート術: トリニティノート

打ち合わせでもメモを取りますよね。
普通に最初からタラタラ書いていくだけの打ち合わせメモ、これもノート術で打ち合わせを充実させることがてきます!

打ち合わせでは、ノートを見開きに使います。
そしてポイントは、左半分の1ページまるまるを準備の時に使うこと!
打ち合わせは準備が9割。
1ページ分のスペースを設けることで、下調べや質問事項などじっくり準備できる環境を作るのです。

準備が終わったら、いざ打ち合わせ。
見開き1ページの左半分は準備に使っていますから、右半分の
・さらに右半分を打ち合わせ中のメモ
・もう半分を疑問点や気になること
を書いていきます。

打合せメモに自分の考えを埋もれさせないのがポイントです。
ひとつひとつ解決しやすいノートです!

勉強会やセミナーでのノート術

こちらは打合せと違って準備がありません。
見開き1ページを使うのは変わらないのですが、空間の使い方が変わってきます。

  • 左側: キーワード
  • 下: サマリーと今後のアクション
  • その他: メモ

キーワードとサマリーを書く欄があると、話を聞きながら自然と要約することができます。
まさに、書くとは理解すること、理解しないと書けないのが、キーワードとサマリーというわけです。

今後のアクションを書くのもポイント。
勉強して終わり、セミナーを聞いて終わり、だと、もったいなさすぎます。
行動に繋げてこそのインプット。
話を聞いてやらなきゃ!と思ったことをすぐに行動に移せるように、その場で書いてしまいましょう。

欄を設けると埋めなきゃ!という気持ちになって、脳が活性化されてオススメです(^^)

モヤモヤも書き出して、お悩み解決!

少しでも気になったこと、悩み、などなど、あとで考えよう…そのうち考えよう…ということ、ありますよね。
どんな些細なことでも、ノートに書き出しましょう。

お悩み解決ノート術はこんな感じです。

①お悩みをとにかくメモる
②解決したいお悩みを1つだけ選ぶ
③ノートの中央にテーマを書く
疑問文で書くのがオススメです!
④テーマに対する答えを、周辺にひたすら書き出す。

肝は①のとにかくメモること、④で答えをいかに数多く出せるか、です。

①とにかくメモる

メモをする習慣と、常にメモをできる環境を整えましょう。
小さいノートでも、手帳でも、スマホでも構いません。とにかく自分に合った方法で、いつでも気にせずメモを取れる環境を見つけましょう。

④答えをひたすら出す

そんなに答えがないから悩むんじゃん…と思いがち。
ひたすら数を出すには、自分の中で問いかけをしてみましょう。

なぜ、どうすれば、何がいいのか、もっと〜には?などなど、定型文を付箋に書いておいて、思い浮かべながら書き出していきます。
なぜを3回繰り返すそもそもを考えるのもオススメ。

書き出したら、「自分が」できるかできないかでふるい分けをします。
まず自分ができることから、手をつけるのです。

こんなにアイデアをひたすら出して、結局やるのは少しだけ…ですが、99個の捨てアイデアがあってこその1個実行アイデアと書かれていました。


…と色々なノート術が記載されていて、メモやの取り方に迷った時に手に取れる一冊でした。

とにかく何でもメモる習慣をつけましょう!!

「すぐやる人」のノート術