学びある毎日を生きよう!

食事、健康、読書、お出かけ。毎日楽しく、ほんの少しの改善で、よりよい生活を送りたい!

読書レビュー: 「畳み人」という選択 ①

幻冬舎の編集者でありあたらしい経済編集長の設楽さんの著書が発売されました!
Voicyでの、設楽さんとNewsPicks野村さんの風呂敷畳み人ラジオ。
Voicyをキッカケに、お2人の人柄や凄すぎる仕事力を聞いてファンになった私。
本でまとまって読めるのがとっても嬉しいー!!

「畳み人」という選択 設楽悠介


https://amzn.to/2QSVYLb


私の感想は、
人間関係を持つすべての人の学びになる本!
でした。
それくらい人間関係の基本だけどできていないことがたくさん詰まっています。

また、真剣かつ誠実に仕事と向き合う大切さ、すなわち人と向き合うことの大切さが書かれています。

目の前のことに真剣に取り組もう

社会人になって初めての仕事は、やりたいことではなかったと言う設楽さん。
やりたいことではなくても、目の前の仕事を1つずつ丁寧に実行し続けていた。
すると少しずつ与えられる仕事がやりたい仕事に近づいていき、充実度を増して、今に至るのだそう。

最近よく見るノウハウや近道に頼るのではなく、地道にコツコツと目の前のことに真剣に取り組むことの大切さをまさに説いています。

畳み人と広げ人とは

畳み人の相方は、広げ人。
広げ人とは、アイデアをポンポン出してくる人のこと。
畳み人とは、広げ人のアイデアを実行可能な状態へ落とし込んでいく人のこと。

畳み人は広げ人のアイデアの面白いところを探し、共感できるポイントを見つけ、大いにそれを面白がること。

本では畳み人の設楽さんから見た広げ人への対応が書かれていますが、これが対人関係全てに使えるのです…!
設楽さんの人間力の高さが垣間見えます。

相手を愛して愛される

相手から、自分とは違うアイデアをポンと出された時、人はそのアイデアを否定しがち。

ですがここで受け入れて共感してみて下さい。

そうすると、良いコミュニケーションを取れるようになれるし、相手からも信頼されるようになります。

自分のアイデアを否定されると、相手に対してとってもネガティブな印象を持ちますよね…
一方で快く面白がってもらえると、その人自体も好きになっちゃいます。
こうやってコミュニケーションをうまくとって、人から愛される人になることが大切。


そして、相手のことを世界で1番理解しようとすることも大事。
そのためには、とにかく観察することです。
相手の全ての行動とその想いの裏側に全力で想像力を働かせる意識を持つだけで、見え方が大きく変わってきます。

冷静に俯瞰しよう

感情の起伏の大きい職場やトラブル、ミスが起こった状況の中で必要なのは、冷静さを保つこと 、客観的な視点を持つこと
わかっていながらとても難しいですが、意識するだけでもだいぶ変わるそうです。

一見ネガティブに見える出来事も、経験できる機会が来た!と思えば、前向きにとらえられるようになります。


このように様々なことが起こる前に、様々なリスクを想定し、選択肢を数多く準備することも大事。
最低5個は想定しておくのだそう…!
ここでも想像力が問われますね。


ここまでが相手や仕事との向き合い方でした。
次の記事では職場でのチームについてご紹介します!