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読書レビュー: 「畳み人」という選択 ②

前の記事では、畳み人設楽さんの「相手や仕事との向き合い方の心構えや対応」についてご紹介しました。

次の記事では職場でのチームについて。
中身が濃くて、手元に置いておきたい本です。

「畳み人」という選択 設楽悠介


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チームの良き理解者となる

畳み人がチームのマネジメントをすることは多い。
そんな機会が与えられたら、今のチームで最大限のパフォーマンスを上げる方法を考えます。
100%じゃなくて良い、最大限で良い、というのがポイント。

そのためにメンバーそれぞれの働く目的を理解し、今の仕事が本人の望む目的につながる可能性を示してあげることが大切。
そうやって、メンバーのモチベーションを上げるんですね。

そういう意味では、メンバーとのコミュニケーションもとても大事。
日々自分のことを見てもらえている、理解してもらえていると思われるように、メンバーとの時間を作りましょう。
1:1で時間を作って話すのもいいですね。


また、仕事をチームメンバーに任せていきましょう。

どんなメンバーでも経験を積めば仕事のクオリティーは上がっていくので、結果的にチームのパフォーマンスが上がっていくと信じるのです。

自ら手を動かすのではなく、将来に期待してメンバーに仕事を割り振る。
この時にアクションを取れるように、明確に具体的に指示をするのです。
 
こうやってメンバーの士気を高めつつ、チーム全体の仕事力も上げていくそうです。


さらに設楽さんがチームマネジメントで大切にしている事は、成功はチームメンバーの手柄、失敗は自分の責任と言うことを常に忘れないこと。
そうすると部下の信頼を獲得できるそうです。

人間ができてないとできない、これらの考え。
誰かの上に立つ人も、誰かの下で働いている人も、知っておいた方がいい考え方ですね。


この本ではあらゆる人間力の高め方が書かれていましたが、その中でも何回も出てきたのが相手への想像力を働かせることでした。

難しいけどトライしてみよう、そして相手に確認してみよう。と思いました。

真正面から人間力の高める方法が書かれている1冊、本当にオススメです!!