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時代遅れの会社を変えるには

前の記事で、AI時代に必要なのは情報編集力だけど、今は情報処理力偏重だと説明してきました。

NewsPicksアカデミア 亀山敬司×藤原和博 AI時代をどう生きるか



今の会社の体質が続くと、AI時代は生き残れません。
今の会社を変えて行くには、どうすればいいのでしょうか?
この記事では、会社の体質を変えるには?について取り上げます。

新規事業案を募って、ビジネスとして送り込む

例えばリクルートのように新規事業の案を出すピッチを作って、おもしろさを出す。
スタディサプリが生まれた場でもあります。

リクルートでの新規事業コンテスト


でも、今ある会社を変えるより、新しい会社を作る方が早いと言っていました。
ビジネスモデルの移り変わりは早いから、対応する会社をどんどん作っていった方がいいですよ、と。

時代に合った企業を買収し、新しい空気を入れる

FacebookがInstagramを買収したのもニュースになりましたね。
新しい会社を買って、新しい空気を入れる。新しい考え方を入れる。

ちなみにdmmがCASHを買った理由も、同じでした。
新しいことをやっている人が周りにいると、元々の人も引きずられる。
この効果を狙っての買収だったそうです。

採用に力を入れる「経営とは採用である」

事業に合う人を取るのではなく、人を取って見合う事業を作る
これ、格言でした。

自分より優秀な人を採用する。
そのために、採用にお金をかける。


例えばリクルートは過去、採用に72億円かけたそうです(°_°)
ななじゅうにおくえん、て…
当時のスーパーコンピュータ、1台16億円を2台買って新卒社員を集めたそうです。
スーパーコンピュータを大学の研究室単位で使えるように提供する。
リクルートって、スーパーコンピュータを持ってるんだ!魅力的!!と思いますよね?
そして優秀な人を呼んだそうです。

今のdmm.akibaもそう。
モノを作る人が集まればいいかなー。
見返りはあればいいかなー。程度で、宣伝になればいい、と思っているそうです。

採用や人が本当に重要だということを、肌身で感じました。

自由を与えると露頭に迷う

会社に所属すると、情報編集力を求められてひたすら作業をこなすことになります。
そんな時、自由になれば何でもできるのに!!と思いがち。

でも実はそうではなく、自由になったら何もできなくなるという見解でした。

自由の中で進み始めることができたなら、それは大きな一歩。
その中で問題が出てくると、自分でルールを作り始める。
結局は自由ではなくなっていくのです。

自由を求めるのではなく、やりたいことがストレスなくできる環境を求める方が良い、ということなのでしょうか…??


ここから藤原和博さんの教育論の内容へ、次の記事でご紹介します。

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法