SDGsってよく聞く言葉、会社でもSDGsの部署ができたし、SDGs絡みのビジネスもチラホラ聞くようになり…
でも、わたしは言葉しか知らない!
中身を知らないと、話しをもっと深く理解できない!
言葉に踊らされてしまうのではないか??
という危機感をおぼえ、たまたま見かけたイベントに参加してきました(^^)
SDGsとは?
SDGsとは、国連が提唱している、世界のなりたい状態を示す17のゴールと169のターゲットからなります。
わたしは17のゴールしか知らなくてイメージがボンヤリしていました。
でも169のターゲットを見ると、そのひとつひとつがどれも具体的。
ターゲットを読み、自分にできることはないか?を探していくのがいいなぁ、というのが、一番大きな気づきでした。
みんなでSDGsカードゲーム!
この日集まったのは、約20人。
1チーム4〜5人のテーブルに分かれて座り、ゲームは2人1組で行いました。
まず、ゲームという名のプロジェクトのやり方の説明を受けます。
一番左がもらえるプロジェクトカード。
これを最初に5枚ずつもらいます。
また、右側のお金と時間のカードも最初から少しだけ与えられます。
手持ちのプロジェクトをしようと思ったら、
この手持ちのお金と時間のカードを使い、
世界の状況メーター要件を満たしている必要があります。
プロジェクトをすると、プロジェクトカードに書かれている通り、世界の状況メーターが変わっていきます。
丸が多い方が、状況が良くなっている証拠。
経済、環境、社会の3指標です。
そしてゲーム開始前に、自分たちが達成したい状況のカードをもらいます。
私たちは社会にしました。社会を良くしたい!
このカードに書かれている黄色カードを10枚集めたら、ゲームクリアになります。
私たち2人が最初にもらったカードはこちら。
そしてゲーム開始!
約30分のゲーム時間の結果、最初は苦戦していたわたしたちのチームも、目標達成!!
ほしかった黄色カードが11枚集まりました!
全員で増減させた世界の状況メーターは、こんな感じ。
最初の各3個から、だいーぶ増えました!!
ゲームのポイントと気づき
手持ちのカードやお金は、交渉が成立したらほかのチームと交換したり、あげたりもらったりできます。
これがポイントだったのです!!
チームによって、達成したい項目が違うから、集めるカードも違う。
やりたいプロジェクトも違う。
そして、最初にもらったカードの運がいいと、すぐに達成してしまうチームもありました。
皆で助け合い、どうすればwin-winもしくはloseせず相手をwinにできるか?を、全員で考えて行動していくのです。
最終的なゴールは、世界の状況メーターを良くすること。
自分たちのゴールを達成したあとも、世界の状況メーターを上げるためにカードをやり取りし続けました。
自分のことだけではなく、全体を見て状況を良くしていくこと
これが全体を良くするポイントだと、ゲームで学びました。
世界の状況の成長順
このゲームをやっていくと、世界の成長順がわかります。
まず、手持ちのお金を増やさないと、何もできない。
お金を増やすプロジェクトをすると、経済が伸びていく。
経済成長後には、環境に貢献できる。
そうすると、時間とお金がもらえます。
その後さるに時間とお金をかけると、ようやく社会が良くできる。という流れでした。
そして余裕が生まれると、困っている人にあげることができる。
この流れの中で、
- 世界は繋がっている、その起点はわたしの行動次第であること。
- 普段見えないところにも人がいて、互いに影響をあたえあっていること。
を学べました。
どうすれば達成できるか、ひたすら知恵を絞って世界の状況を良くする。
そして、その機会は大企業だけではなく、中小企業やスタートアップ、その他全員に対して平等に機会が与えられていることを学びました。
カードゲームでしたが、考え出すと止まらない内容でした。
実際にSDGsに取り組むと、さらに苦難や考えることが山のようにあるはずです。
小さな一歩はカードゲームから、オススメのイベントでした!