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ちきりんさんと勝間和代さんの対談YouTube その1

ちきりんさんの勝間和代さんお宅訪問

お正月明けに突然始まった、勝間和代さんとちきりんさんの対談YouTube生放送。
しばらくはアーカイブが見られるそうです!
前半と後半の計3時間半、長ーいですが、おもしろかったー!!

ちきりん 勝間 後半戦

https://m.youtube.com/watch?v=i8Bgv15pZ-A&feature=youtu.be


そもそもなぜちきりんさんが勝間和代さんのお家にお邪魔したか?YouTubeの対談も含めて、何を感じたか?
ちきりんさんのブログに書かれています。

勝間和代さん宅 新春訪問 Chikirinの日記

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/touch/20180108


簡単にまとめると、
というのも、ちきりんさんはリフォームを考えているそうで、その参考にしようと思ったらしい!
というのは建前で(?)、
勝間和代さんが出された本を実践しているか、チェックしに来たんだって。笑

断捨離本 2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム

モノに溢れていた部屋を断捨離して、スッキリ暮らそう!
そしてキレイな部屋が継続できるように習慣化しちゃおう!という内容。

ロジカル家事本 勝間式 超ロジカル家事

家電を使って時間をかけず、家事を済ませちゃおう!という本。

勝間さんのブログにも、簡単ですが報告が上がっています。


勝間さんとちきりんさん、普通にお友達なんですねー!
ま、たしかに言われてみれば、接点ありそう。
勝間さん、ちきりんさんのことを本名の名字で呼んでましたね。笑
うっかり、勝間さんらしい!

ちきりんさんと勝間さんの考え方の違い

声が似ていて、どちらが話してるかわかりません!というコメントもあったくらい、確かに似ていました。笑
声はそっくりなお2人ですが、興味の対象は違いました。

ちきりんさんは、自分から遠いこと(世の中)に興味ある。
勝間さんは、自分と身の回りに近いことに興味ある。

お2人の興味をたすと、世の中全体をカバーできますね。
自分の身の回りにあまり興味がないちきりんさんが勝間さんの身の回りを観察することは、勝間さんの興味のど真ん中を見て学ぶこと。
これ、賢いですよねー!!

ちなみに勝間さんは世の中にはあまり興味がないと言いながらも、聞かれたら即答していました。
しかも、バックグラウンドには豊富な知識
答えも論理的で深い。
勝間さんは世の中予測はするけど、強い興味はない、とのことですが…興味がないのにこんなに知っていて自分の意見もあるの、すごかったです(°_°)

対談の内容

家事から、教育、政治、金融と様々な話題が次から次に出てきました。いくつか抜粋します。

超合理的な超ロジカル勝間さんのお家

家中iPadだらけ

勝間さんのおうち、おそらくかなーり広いです。そのいたるところに、行く先々にiPadがあるそう。
ネットしたり、動画見たり、寝室のiPadは目覚ましだったり。車にもiPad。
わざわざiPhoneを持ち歩かなくてもいい、iPhoneは画面が小さいから生産性が上がらない、というのもあるみたい。

物の配置の考え方

物は動線を考え、使うところに置くと、使い勝手もいいし、無駄な動きをしなくてもよくなる。とのこと。
例えばタオルや下着は洗面所に収納。
ウォークインクローゼットは、一箇所に収納が集中するからよくないのだそうです。

野菜は洗わない

農薬は超大量に摂ったら発がん性があるけど、残留農薬程度なら人間には無害、という学術論文が多数あるそうです。
本ではなく論文や医学書を読んじゃうのが、さすが勝間さん…
そんな一般人、普通いませんよね?笑

そもそも野菜を洗ったら、水っぽくなって美味しくない!手間がかかるし!というのもあるそう。
まぁ確かにこれは納得です。
あ、あくまでも自己責任でお願いしますね!

社会について

以降はちきりんさんの興味が強い、社会全体についての各論トークが繰り広げられていました。
このお二人、興味の対象は違うけど、同じことに対する意見は同じみたいでした。

住宅ローンは組む?組まない?

社会トークの中でも身近なところから始まりました。

住宅ローンと賃貸のどちらが得か?議論はずーっとありますよね。
勝間さんは、住宅ローンは自分を縛るからオススメしない、とのことでした。

住宅ローンを組んだら、例えば転勤の時、借り手が見つからなければローンと賃貸の二重払いになる。
収入が維持できなくなったとき、立ち行かなくなる。
というのが、自分を縛るの意味。

一方賃貸だったら、転勤なら解約して別のところを借りればいい。
収入が下がったら、家賃の安い物件に引っ越せばいい。
これが賃貸は自由がある、という意味。

んーなるほど…
人によって価値観が分かれるところだと思うので、そういう考え方もあるのね、と参考にすればいいと思いました(^^)

ITを使う使わないは環境が左右する

ITを使いこなすのが生産性向上の鍵、というのは明らかですよね。
じゃあ使いこなせる人とそうでない人の差はどこにあるのか?

それは、よく使う人がそばにいるかどうかだと。
Google Homeやネットスーパーを使い始める人たちに自分もいたら、自然と使いますよ、とのこと。
自分が所属するコミュニティをよく選びなさいということでもあるのかな、も思いました。

ちなみにキッチンのGoogle Homeは計算、タイマー、音楽などに使っているのだそう。
気軽に使うところから始めるのが良さそうです。

日本の成長はなぜ停滞しているか

日本の経済成長は戦後から続いていましたが、最近はバブル崩壊と停滞感がありますよね。
一方新興国とアメリカの勢いが止まらない。
この差はどこにあるのか?という話。

そもそも成長する要件は、成功をマネすること。
そして、新しい技術や経営手法を取り入れること。

戦後の日本は自然とできていたそうです。
焼け野原でしたから、新しく作らないと何もなかったわけです。
でも日本は保守的、一旦出来上がるとなかなか新しくしない
建物も工場も、システムも人事制度も。ありとあらゆるところで保守的。

一方で、経済成長している中国は新しいものしかない
これは昔から成長しているアメリカにもあてはまりますが、有力企業が入れ替わっているのだそうです。
つまり、新しいモノ・コトがどんどん取り入れられているから、成長できる。
一方の日本はそのまま、成長するわけがない…。


そもそも、日本はダメループにはまっています
①優秀な人が既成業種と官僚へ行く国はダメ。
②親世代の常識で進路を決めると、時代遅れ。

大企業、会計士などの国家資格が必要な准公務員になることは、まさにこの2つにあてはまります…

ちなみに、大企業に新卒で5年以上働くと価値を生めない人になるからダメ!と話していました。
部分最適をするようになってしまい、全体最適できなくなるのだそう。
私5年以上働いてるな…と心がグサグサ刺されました。涙

日本の教育を考える

日本では同調が好まれ、優等生といえば先生の言うことを素直に聞く子。
学校ではそう習いますが、社会に出て活躍する人はどんな人でしょうか?
そもそも、学校教育は今のままでいいのでしょうか?

先生、教師、教員とは?

子供は小学校から私立で入れたほうがいいか?というちきりんさんの発言から、教育談義へ。
ちなみに勝間さんは子供による、と。
しかも入れてみないとわからないから、試しに保険をかけて私立に入れるんでしょうね、とのお答えでした。

学力とは何か?どうやって教えるのか?

学校で測れる学力、すなわちペーパーテストでは、人間が必要な8個の能力のうちの2つか3つしかないそうです。
美的センス、身体能力など、いわゆる5教科7科目以外は学力として認められていません。

このいわゆる学力、先生じゃないと教えられないか?というと、そうではない。
スタディサプリのようなITを使えば、十分。

ITで80%、先生は20%程度で教育すればいいのでは、というご意見でした。

ではこの先生たち、ITでカバーできない領域をカバーする必要が出てきます。
私個人の考えですが、今もその役割を担っているけど片手間に見えるし、人間だから教えられることをちゃんと考えて教えているのか?かなり疑問…教員の質は悪いと思います。

対談でも述べられていましたが、頭がいい人は先生にはならないのです。官僚、医師、弁護士…教員になる人の質はどんなもんでしょう?
もちろん教員皆のレベルが低いとは言っていません。
でも将来国を担う子供を育てるのであれば、教員は国のトップレベルの人たちが就くべきと思うのです。

そうするには、小中学校の教員の給料上げて、優秀な人は皆教師になるようにしたほうがいいという話がありました。
私は問題意識はあったけど、解決策までは考えていなかったなぁ…と反省。

義務教育でほかに教えることはないの?

今の時間割以外で教えたほうがいいこととして、勝間さんは「依存症から抜け出す方法」をあげていました。

資本主義社会は、モノが売れてなんぼ。
だから利益を得るために、社会は皆を依存症にさせたがっている、という見方をしていました。
たとえば、ネットショッピング、ゲームなど。
見だしたら止まらないネットショッピングサイト、やりだしたら止まらないゲーム。
やり出したら止まらない=依存、ということ。
この依存状態から抜け出すための方法を学んだ方がいい、というのです。

どうやって教えるのかなぁ…?
熱中させることをとことんやらせて、依存から抜け出す方法を座学で実践??
いずれにせよ、社会は依存症にしたがっている、という考え方は新鮮でした。

義務教育は何年必要か?

今は全員一律で9年間。こんなにいらないよねーと言っていました。
4〜6年で終了試験を設ける制度はどうか?
ただ卒業できない子も6年で終わりにする。
そして義務教育修了後は、エヌ高等学校みたいに、職業訓練高校の方が将来役に立つ。というのです。
職業訓練校は特化するので、確かに社会で通用する人を輩出できる。高専みたいに。
でも、やりたいことが見つかっていない子には不向きかなと思いました。
重要なのは、選択肢を増やしてあげる、ことでしょうか?


長くなったので、続きは次投稿で。