勝間和代さん宅のおうち拝見企画、後半はもう社会派ブロガーちきりんさんの興味のままに進みました。
というわけで、前回記事の続きを。
人と違う方が得
正解を言いなさいと正解だけを教えられてきた学校教育。
古〜い日本社会でも、年入社以降は意見を言わせない!というところがあるそう(°_°)!
でもそれって皆が活躍できる社会でしょうか?
違いますよね、どう考えても。
意見を言うと得する、人と違う方が得する、というお話し。
既存のフレームで活躍できない人はチャンスが来る、というのです。
最近は差別が解消されつつありますが、一般企業で立場が弱い、例えば女性、学歴のない人。 人と違った才能のある人は、その才能を開花させやすいというのです!
女性管理職比率は低いのに、ブロガーや芥川賞などの文学分野では女性比率が高いということ。
自分以外の誰かを養う感覚が低いから、ハイリスクな道を選ぶ確率も高いから、だそう。
自分の価値を売る、フレームにはまらない生き方。
佐藤航陽さんの本「お金2.0」にも書かれていた、まさに同じこと。
知識人というか文化人は、皆同じところに行き着くのでしょうか?
メタップス佐藤航陽 お金2.0
ベーシックインカムに賛成?反対?
日本にはまだベーシックインカム制度はありません。
と思っていたら実はあって、高齢者の年金制度はまさなベーシックインカムだと。
たしかにそうですね!気づかなかった私…
年金所得のある高齢者がアルバイトをしたいと思ったらどう動くか?
時給が低くても構わないので働く、のだそうです。
その結果、アルバイトの賃金を全体的に押し下げてしまっている、のだそう。
アルバイトの若い人からすると、とんだ迷惑ですよね。
でもこれ、ベーシックインカムを受けているとどういう社会になるか?が現れているのだそうです。
すなわち、ベーシックインカム= インフレという構図になります。
お金あるから少し高くても買えるようになりますよね。
昨年実施された日銀のマイナス金利政策もインフレ目的だったけど、企業が生産性を向上させて安く生産できるようにしたので、効果を出せていないのだそう…
だったら、ベーシックインカムを導入すれば、確実にインフレさせられますよーっていう話しでした。
さっきお話しにあった、「リスクテイクできるような環境を与える」という効果を狙えるのも、ベーシックインカムのいいところ。
若い優秀な人だけにでもベーシックインカムを与えて、既存枠組みに属さず、新しい創造価値の高いことをやってもらうと社会全体にとって嬉しいですね!!
日本のベーシックインカム、ほかには生活保護があります。
これは犯罪防止のための施策で、貧困層が多いと犯罪が増えるから、安全な社会のためのベーシックインカムという使われ方なのだそう。
ここまで聞くと、ベーシックインカムは財政面が工面できれば、あらゆる面でいいことが起こりそうですね!
日本・中国・アメリカ・ヨーロッパの今後
日本どうなる?
今の日本は何となくプチバブルがありつつ、既存産業の見通しが暗く、格差も広がりつつある…
イギリスのサッチャー改革の前と似ているねって話しでした。
イギリスの改革に比べて30年も遅いですが、産業の成熟度合いを考えると、その時期なのではないか、と。
サッチャー政権時代、日本は作れば売れる時代。
それが終わったのが最近、タイミング的には同じというのです。
そもそもサッチャーという名前しか知らなかった私、知識がないと考えが深まらないいい例を見ました…
中国はこのまま存続するか?
そもそも革命が起きれば、5〜10年でコロッと変わるから予想できないでしょ、と勝間さん。
ヒトラーだってあれよあれよとすぐに世の中を変えてしまった、と。
中国の共産主義は崩壊するか?
インターネットも普及して世界情勢を簡単にしれるようになったので30年は持たないでしょう、でも経済が破綻するまでは大丈夫かな?
と勝間さん。
中国の経済破綻はいつ起きるのか?
今はアリババの勢いが強い。だから当分は平気でしょう、と。
今は日本にカードをピッとして精算できるシステムの営業しに来ているそうです。
東京オリンピックまでに普及させれば、中国人が使うから儲かりますよ!というのが宣伝文句なのだそう。
目の付け所がさすがですね…商売上手…
と、ここで、日本人はアリババは使うようになるか?ならないか?という話しになり、お金の話題へ。これは後ほど。
EUROはいずれ崩壊する?
Euroで得をしたのは、実はドイツとフランス。
関税なしで出荷できるので得をしている、物価が安くなって恩恵を受けている、というのです。
一方他の国の物価は高く、苦しいのだそう。
ギリシャ破綻などでドイツは被害を被ったのかと思いきや、実は得をしているんですねぇ。
Euroを主導した国が利益を得る、それは当然といえば当然ですが、やり方が上手い!
日本だったら、一人負けしそうな気がしました…
と今回も長くなったので、都知事や大統領の話しはまた次回。