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読書レビュー: 地頭力を鍛える

感覚で生きている私、思考力を鍛えたいなーと思って本屋さんで手に取った本です。
まんがで簡単に学びました(^^)

まんがでわかる地頭力を鍛える 細谷巧


地頭力を大きくまとめると、2つの階層で、それぞれ3つの力になります。

地頭力を鍛える3つの力

地頭力とは、大きく分けて3つ。

①ベースとなる原動力「知的好奇心」
その上に
②守りの「論理思考力」
③攻めの「直感力」


さらにその上に、3つの思考力。

仮説思考力

結論から考えること。
最終目的まで効率的に到達できるようになる。

フレームワーク思考力

全体から考えること。
思い込みを排除し、コミュニケーションの誤差を少なくできる。

抽象化思考力

単純に考えること。
わかりやすくとらえられる。


では具体的に見ていきましょう。

「ある」ベースで考えよう

ある情報で、できる事は?
ある時間で、できる事は?
あるお金で、できる事は?
今いる人で、できる事は?

と考えましょう。

あれがない、これがない、という「ない」ベースでは考える代わりに、「ある」ベースで考えてみてください!

まずラフに全体像を描こう

最初は皆が手探り状態。
アイデアはあるけど、どうやって形にしていくのか、みんな手探り。

スタートしたての時のポイントは、
・先延ばしにせず、頻繁に相談する
20点で良いから見せる
何度も直す前提で良い。

問いのための答えを持っていくことで、
何がわからないのかを明らかにしていきましょう。


結論から考えよう

最初に何となく形ができたら注意すべきは、

60点で良いから、
スピード重視で、
限られた時間と情報で最善の答えを出すこと。


打ち合わせでは、その場で最終的な成果物のイメージを合わせることが大事。

なので、答えを出そうとせず質問をたくさん出しましょう。


その過程で
・自分の思考の癖に気づき、
・今ないものに気づけるので、

他者との共有がしやすいのです。


単純に考えよう

事が進んでくると、グチャグチャになりがち。
その中でも、なるべくシンプルに考えましょう。

ポイントは、
枝葉を捨てる
全体のコンセプトを網羅する こと。


そして、次のアクションや相手にどうして欲しいかを明確にまとめる。

最初に全体像を共有すると、相手に伝わりやすいです。


抽象化能力

抽象化とは、難しい概念や新しいことを説明するために、例え話しをするイメージ。

抽象化と具体化をぐるっと回ります。


例えばコーヒーを抽象化すると、飲み物とシンプルにできる。
課題の本質を抽象化できれば、類似のものから解決方法を導き出せる。
そしてその手法が自分の案件に適応できるか具体化する。

というループ。
どの観点からどの切り口で抽象化するかが難しくもあり重要ですね…。


無意識のうちに完璧主義になりがち、視野が狭くなりがち。
この本を実践できる場面は多々ありそうなので、意識してみます!